勲章・褒章制度の概要

勲章・褒章制度の概要
概 要
勲 章

●春秋叙勲(内閣府賞勲局所掌)

生存者に対する勲章の授与は、昭和21年5月3日の閣議決定により一時停止されていましたが、昭和38年7月12日の閣議決定により再開されることになり、春秋叙勲として毎年2回、春は4月29日、秋は11月3日付で授与されています。
受章者は、大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日大綬章及び瑞宝大綬章を、宮中において天皇陛下から親授され、旭日重光章及び瑞宝重光章を、宮中において内閣総理大臣から伝達されます。また、その他の中綬章以下の勲章並びに銀杯及び木杯にあっては、各府省大臣等から伝達されます。いずれの場合も、受章者は勲章を着用し、配偶者同伴で天皇陛下に拝謁します。

●危険業務従事者叙勲(内閣府賞勲局所掌)

春秋叙勲とは別に、警察官、自衛官など著しく危険性の高い業務に精励した者に対する叙勲で、平成15年11月から開始されました。
春秋叙勲と同じく毎年4月29日及び11月3日付で授与されます。また、受章者は勲章を関係大臣から伝達され、勲章を着用し、配偶者同伴で天皇陛下に拝謁します。

●高齢者叙勲(内閣府賞勲局所掌)

春秋叙勲の対象となる条件を備えていながら勲章を授与されていない功労者に対しては、年齢88歳に達した翌月の1日付で勲章を授与することとし、昭和48年6月以降、毎月実施されています。
「米寿の叙勲」とも言われているもので、天皇陛下への拝謁は行われておりません。

●死亡叙勲(内閣府賞勲局所掌)

生前の功労に報いるという考えから、勲章の授与の対象となるべき者が死亡した場合には、春秋叙勲とは別に随時勲章が授与されています。
「勲章は着用するもの」という建前から、死亡叙勲の場合は、生前の最後の日=逝去日付で授与されることになっています。
申請手続きには期限があり、基本的に死亡後30日以内に完了しなければなりません。
すでに叙勲されている場合には、それ以外の功績の上積み=再叙勲の可能性もありますし、双光章以上の叙勲者には位階が授与されることが多いようです。

●叙位(内閣総理大臣官房人事課所掌)

位階は、「正」「従」各8位の16階とされています。死亡者に対しての叙位は、死亡叙勲と同じで、生前の最後の日=逝去日付で授与され、申請手続きは30日以内に完了しなければなりません。叙位は、すでに叙勲されており、以後の功績がほとんどなくても行われます。

褒 章

●春秋褒章(内閣府章勲局所掌)

自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方を対象とする紅綬褒章、社会奉仕活動に従事し顕著な実績のある個人等を対象とする緑綬褒章、その道一筋に業務に精励し衆民の模範である方を対象とする黄綬褒章、学術、芸術、技術開発等の功労者を対象とする紫綬褒章、教育、医療、社会福祉、産業振興等の分野で公衆の利益を興した者又は保護司、民生、児童委員、調停委員等の事務に尽力した方を対象とする藍綬褒章があります。
これらについては、毎年春は4月29日に、秋は11月3日に、春秋叙勲と同日付けで授与されます。

●紺綬褒章(各府省等所掌)

公益のために私財(500万円以上)を寄附した者を対象とする紺綬褒章は、表彰されるべき事績の生じた都度、各府省等の推薦に基づき審査をし、授与されます。

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